Intelの10Gbpsネットワークインタフェース x550-T2の性能を最大限に活用するため、Teamingにより20Gbpsにすることにした。しかし、IntelのTeamingソフトウェアは、公式にWindows11をサポートしていない。
多くの場合、インストール時に細工を施して半ば強引にインテル® アドバンスト・ネットワーク・サービス・チーミング・ソフトウェアを使用するケースがあるが、Windows11では、標準機能でTeamingすることができる。この記事は、Teaming構成方法を記録したものである。
まず、管理者モードでPowershell(管理者ターミナル)を開く。
次に、以下のコマンドを入力する
New-NetSwitchTeam -Name “(任意のTeamネットワーク名)” -TeamMembers “(ネットワークアダプター名)”,”(ネットワークアダプター名)”
「任意のTeamネットワーク名」は、Teamingしたときに作成されるネットワークインタフェース名となる。任意で名前を指定する。たとえば、SOLab-Netなど。
「ネットワークアダプター名」は、事前にネットワークデバイスで調べておくこと。
ipconfigなどのコマンドで調査し、イーサネットアダプターの名称を確認する。チーム構成をするため、少なくとも二つ以上のイーサネットアダプターが必要で、それぞれの名称を確認する。
上記の例では、インタフェース名は「10GLABLAN」となる。
あたらしいチームネットワークインタフェースが作成されると、DHCP等により自動的にアドレスが割り当てられるが、固定のアドレスを指定したい場合は、固定のアドレスを設定する。